よもやま日記

あれこれ思ったことを綴っていきます。

5/31抜き差しならない

今日は会社を休んで朝から左手痺れの検査。

先日は筋肉に電流を流して動きの反応を見る検査だったけど、今回は左手脚の筋肉から発する電気を測定する検査。

検査担当する若い先生からは痛いですけど頑張りましょうと、ほんの少し暖かい励ましを受け、まずは上腕二頭筋に注射針をブスリ。
麻酔なしですか、そうですか。
刺されてそのままだったら平気だけど、さらに深く刺し込んだりグリグリと回したり、筋肉の発する電気を拾うスポットを探る動きが加わり、結構しっかりとした痛み。
1箇所で脱力した状態、ちょっと力を入れた状態、思い切り力を入れた状態の3パターンで抜き差しされる。

続けて手の親指と人差し指の間にブスリ。
腕より神経が細かく巡っているようで、先ほどより痛い。
こんなに刺したら針治療効果で痺れが治るんじゃないの?と、とても前向きに考えて、何とか3パターン終わり、痛みは満腹。
問題は次にどこに刺すか。

そこで先生は、あー時間ないなぁ、と。
そうですか、そうですか、残念ですがもういいでしょう。
先生、では脚いきましょう!
左の脛にブスリ。
大きい筋肉だから痛くないだろうと自分を慰める。我ながら前向きな考え。
じゃあ次に右側いきましょうか、と言われるのではとビビりながら我慢。右側をやったら6セット。ダメ、絶対。

願いが通じたか、はたまた最初の計画通りだったのかわからないけど、終了。
全体で1時間くらい。

軟弱者の自分にとってはプチ拷問でした。
拷問は受けたことないですがね。
先生はもう少し調べる場合は手のひらとか、肩とか腰にも刺す必要があるとかなんとか平気な顔をして言うので、少しむっとしたけど、終わってしまえばどうでもいい話。
あとは診察で結果を聞いて帰るだけ。
早く終わったらGMや幼稚園が休みの二女とどこか出かけるかと考えながら、担当医の部屋へ。
担当医、多分尺骨神経が傷ついているみたいね。確認のために髄液検査やろうか。今日時間ある?
来たか。そのキーワードは前回聞いたけど、今日やるとは。もうこれ以上この件で会社を休みたくないし、時間ありますと回答。

内科処置室に行くと、今度は若い女医がにっこり笑ってよろしくと。
指示されたようにエビのように丸まっていると、早速麻酔。
針を刺す時と麻酔薬を注入する時が少し痛い。
しかし先ほどの検査を受けた身としては、そのまま寝てしまいそうなくらいに楽。
その後、続けて脳髄液を採取する針を刺す。
痛みはないが、先生の言う通りに針が入ってくる感がしっかり伝わる。
検査先生の横で、その親分である担当医が細かく指示を出している。
ここではっきりとわかった。
自分は若手医師の練習に使われているのだと。
まあいい、これで医学の進歩に少しは貢献できるのだという崇高な気持ちのまま、半ケツを出したまま脳髄液を採取。見えないけど、容器5本分採って、脳髄液の圧力を測っておしまい。
30分ほど横になり、採取後にどさくさに紛れて?採血され、再び担当医の部屋へ。

結果、左の尺骨神経の多巣性運動ニューロパチーの疑いとのこと。
診断されたら難病らしいけれど、確定には至らないという何とも言えない結果。
1週間入院して点滴治療するのもあり、現状どおりビタミン剤を飲み続けるのもありとのこと。
そうなると現状どおりという他はなし。
担当医から頭痛にならないようによく水分補給してしっかり食べなさいと言われたので、ポカリスエットと近所のパン屋さんで好きなパンを買って帰宅し、ゴクゴクムシャムシャ。
少し頭が痛いので横になる。

夕方起きてみたら頭痛が強くなっていた。
午前中受けたプチ拷問麻酔なし針を刺しプレイなんてくすぐったいと思えるようなしっかりこってりした痛み。
横になると不思議と楽。
普段はとても優しいけれど、そんな事情を深くはわからないGMからは、何ゴロゴロしているの?感たっぷり。
こちらも怠け者と思われても嫌なので、気合い入れて子供達の面倒をみて寝かしつけ、自分も寝る。

明日には治っているだろう。