即死でした。
あまりにもふがいない走りに泣けてきそうでした。
夢は一瞬のうちに覚めました。
スタート前。
といれ探訪。やっと見つけたら紙がナッシング。
若干小また歩きになりながら次へ。
今度は粘って、個室に立てこもり。
すっきりしてアップへ。
途中、チームメイトの伊藤さんに会った。
自転車を新しくしたそうで、私と色まで同じ。
ジャージも同じだし、よりチームらしい。
気合をいれてアップしていたら優勝した別府史之選手が流していた。
私が自転車を始めたきっかけとなった選手だったので、ここは迷わず声をかける。
みのむし「がんばってくださいね!」
フミ「ありがとう!…ってゼッケンつけて自分も出るんじゃん!お互い頑張ろう!」
と狙い通り突っ込んでくれた。しめしめ。
今回の目的の一つをクリア。
そしてスタート。
最初はパレード、正式スタート後もさほど上がらない。
そして最初の登り。そのころにはすでに何名か逃げていて(ベルマーレの小室さんほか)、登りはかなりゆっくり。ほっ。
その後、2週目も同様、3周目の登りまでゆっくり。
3周目の登り初めからガツンとペースが上がる。きました!
全力で踏む。ペースは上がりっぱなし。
…集団の先頭にフミの背中が見える。
初めて一緒に走ったが、他と比べて上体が起きていたのが特徴的だった。脚もかなり細い。後で福原さんに聞くと、欧州ではサドルを低めにセットするのがトレンドらしい。
遅れてくる人を少しずつパスし、抜いていく人にできるだけつこうとする。そろそろ限界。
登りの残り500メートルをきったあたりで愛三の盛選手が何名かひきつれて抜いていった。これに乗るべし!力を振り絞って後ろにつくが、つらくて死にそう。そのうち切れ、チームメイトの伊藤さんに抜かれ、一人ぼっちに。伊藤さんは集団のうしろにつけていた。
4周目、切れてからペースがガクンと落ち、息を整えていたら安藤くんが来た。
普段なら私の後ろにいるはずがない選手なのに、どうも咳が止まらないとスタート前に言っていたので不調のようだ。ドクターペッパー飲みすぎ?
安藤くんともう一人の3人で回しながら全力で前を追いかける。
あっという間に私は力尽き、大半が安藤くんの引き。本当にごめんなさい。
そのうちなぜか奈良さんが後ろからごっそりひきつれて登場。てっきり前に行っていたものと思っていた。
そのうち前に集団が見えてきた。登りはペースで。
下りでペースを上げ追いつこうと思っていたらスタート地点で無情の赤信号。おしまい。
3周目の登りで何とか食らいつけていたら…決してできないことではなかったはず。
気持ちも体も弱い。
心入れ替えて出直します。(こんなこと言うの何回目?)
あとは観戦者に。
フミが優勝した瞬間を目撃。
2006年以来の日本チャンピオン。
ゴールの瞬間、感激のあまり若干涙ぐむ。
別府、新城、宮澤、土井、佐野といった海外組がフル参戦した今年。
こんな場に参加できてうれしかった。
でもそれと同じくらい悔しい。
できるところまで頑張る。